こんにちは、4年目ブロガーのてるしむです。
Twitter【@terushimu123】
今日の記事は、
- WordPressが使えるレンタルサーバーの一覧が見たい
- 専門用語が分からなくても比較できる記事が見たい
- ブログ運営に必要なスペックを比較できればいい
こういった方のために書きました。
ブログ開設のためにレンタルサーバーを契約したいと思いつつ、種類の多さや専門用語がハードルになって選べないという方も多いはずです。
私自身、ブログをはじめようと思った時に、同じように感じたことがありました。
そこで今回、簡単にサーバーを選べるように、ブログ運営のために必要なポイントに絞ってなるべくシンプルにサーバー比較を行っています。
今回ご紹介している5つのサーバーなら、個人でブログを運営するために十分なスペックがあるものばかりです。
【この記事で比較している5社】
自分にあったレンタルサーバーを見つけてみましょう。
\迷ったらここで決まり/
レンタルサーバー5社のスペック比較表
はじめに、比較表を掲載しておきましょう。
WordPressブログを始めるために最適なレンタルサーバー5社をまとめてみました。
ブログを運営するために十分なスペックのあるサーバー会社・プランで比較しています。
【レンタルサーバー5社 比較表】
ConoHa WING (WINGパック ベーシック) |
エックスサーバー (スタンダード) |
ロリポップ (ハイスピード) |
mixhost (スタンダード) |
さくらのレンタルサーバ (スタンダード) |
|
運営会社 | GMOインターネット株式会社 (東証プライム上場) |
エックスサーバー株式会社 | GMOペパボ株式会社 (東証プライム上場) |
アズポケット株式会社 | さくらインターネット株式会社 (東証プライム上場) |
運営歴 | 2013年~ | 2003年~ | 2001年~ | 2016年~ | 1996年~ |
初期費用 | なし | なし | なし | なし | なし |
月額換算 (12ヶ月プラン) |
1,320円 | 1,100円 | 825円 | 1,210円 | 437円 |
割引キャンペーンの有無 | あり | あり | あり | あり | あり |
長期割引 | あり | あり | あり | あり | あり |
無料お試し期間 | なし | 最大10日間 ※「WordPressクイックスタート」 を利用した場合はなし |
最大10日間 | 30日間返金保証 | 2週間 |
WordPress かんたんセットアップ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
メモリ | 8GB | 8GB | 非公表 ※1 | 8GB | 非公表 ※1 |
vCPU | 6コア | 6コア | 非公表 ※1 | 6コア | 非公表 ※1 |
SSD容量 | 300GB | 300GB | 400GB | 300GB | 300GB |
データーベース数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 50個 |
データーベース容量 | 5.0GB/個 | 5.0GB/個 | 記載なし | 無制限 | 記載なし |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ドメイン数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 200個 |
独自ドメイン | 2個(永久無料) | 1個(永久無料) 16個(1年目無料) |
1個(永久無料) 条件あり ※2 |
1個(永久無料) 条件あり ※3 |
有料 |
独自SSL(無料) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
自動バックアップ(無料) | 過去14日間 | 過去14日間 | 7回分 (スケジュール調整可能) |
過去14日間 | 8回分 (スケジュール調整可能) |
バックアップデータ の復旧費用 |
無料 | 無料 | 11,000円 | 無料 | 無料 |
コントロールパネルの数 | 1 | 2 | 1 (ドメイン管理はムームードメインに アクセスが必要) |
2 | 2 |
WAF (セキュリティ) |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
WEBフォント (モリサワ33書体) |
◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ |
アダルトサイトの運営 | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ |
電話サポート | 平日 10:00~18:00 | 平日 10:00~18:00 | 平日:10:00〜18:00 | ✕ | 平日:10:00〜18:00 (コールバック予約) |
チャットサポート | 平日 10:00~18:00 | 平日 10:00~18:00 | 平日 9:30〜13:00 14:00〜17:30 | ✕ | 平日:10:00〜18:00 |
メールサポート | 24時間365日受付 (返信:平日 10:00~18:00) |
24時間365日受付 (返信:24時間以内) |
24時間365日受付 | 24時間365日受付 (返信:平日 10:00〜18:00 3営業日以内) |
24時間365日受付 |
支払い方法 | ・クレジットカード ・ConoHa カード ・ConoHa チャージ →オンライン決済 →銀行決済 →コンビニ支払い |
・クレジットカード ・デビットカード ・銀行振込 ・ペイジー ・翌月後払い(コンビニ/銀行) ・コンビニ払い |
・クレジット決済 ・銀行振込 ・コンビニ決済 ・ゆうちょ振替 ・おさいぽ!決済 |
・クレジットカード ・デビットカード ・プリペイドカード ・銀行振込(楽天銀行) |
・クレジットカード ・銀行振込 ・請求書払い ・自動口座振替 |
※1 サポートに実際に問い合わせたうえでの回答
※2 「ドメインずっと無料」について(ロリポップ)
※3 12ヶ月以上の契約が必要
【初心者向き】WordPressブログ用サーバーを選ぶポイント
ここでは、レンタルサーバーを選ぶときに注目したいポイントについて解説します。
はじめて個人ブログを立ち上げる方は、以下の5つのポイントをしっかり確認しましょう。
【サーバー選びの5つのポイント】
- 費用
- 表示速度
- サポートの手厚さ
- 安心して利用できるか
- コントロールパネルの使いやすさ
一つずつ見ていきます。
費用
個人ブロガーが利用するWordPress用のレンタルサーバーは、1,000円/月くらいの料金が一つの目安です。
なるべく安く済ませたいという方がほとんどだと思います。
しかし、サーバー代は基本的にサービス内容に比例しています。
「安かろう悪かろう」にならないように注意が必要です。
費用が高くても無料で独自ドメインがプレゼントされる場合やサポート体制が充実しているサーバーを選ぶ方が、結果的に安く済むこともあります。
「独自ドメイン」は、本来は有料
最近では、サーバーを契約すると独自ドメインが無料で付与されるサーバー会社が多くなっています。
しかし本来、独自ドメインは有料(年間1,000円~3,000円程度)で契約するものなんです。
したがって、無料で付与される場合、その費用分がお得になっているということを覚えておきましょう。
表示速度
レンタルサーバーを選ぶ上で、表示速度は特にこだわりたいポイントです。
なぜかというと、表示速度が速いサイトほど検索エンジン(Google)の検索結果で上位表示されやすくなるからです。
上位に表示されることで、より多くの読者に訪問してもらうことができます。
コンバージョン率にも大きく影響
Amazonが行った調査によると、ページの表示速度が0.1秒遅くなるごとに売上が1%下がることがデータに出ています。
このことからも、表示速度はサイトを運営するうえで重要なポイントだとされています。
サポートの手厚さ
レンタルサーバーを初めて契約する方からすると、一つひとつの用語や設定画面の使い方など、分からないことだらけのはずです。
そのため、カスタマーサポートの充実度はしっかりみておきたいポイント。
【サポートの種類】
- メールサポート
- チャットサポート
- 電話サポート
初めての契約の場合、やはり電話サポートがあるサーバー会社を選ぶのがオススメです。
また、チャットサポートもリアルタイムで問い合わせに対応してもらえるので安心できます。
その他、それぞれのサポートの対応時間も確認しておきましょう。
安心して利用できるか
レンタルサーバーは、運営会社による管理が行き届いていないとアクセスが遮断されたり、最悪データが消失するような事態につながります。
そういったことのないように安心して利用できるサーバー会社を利用することが大切です。
安心できるかどうかをチェックするには、以下の2つを見てみましょう。
- 運営会社の規模
- 運営歴
有名企業や上場企業が運営しているなら安心感は大きいですね。
また、長い運営歴があるとそれだけユーザーからの信頼感やノウハウがあると判断できます。
コントロールパネルの使いやすさ
コントロールパネル(管理画面)の使いやすさもしっかり見ておきたいポイントです。
細かな設定機能を売りにしているサーバー会社の場合、項目が多すぎて初心者には設定のハードルが高くなります。
また、コントロールパネルが複数あるサーバー会社もあります。
ブログを運営するなかでサーバーの管理画面を触ることはそれほど多くありません。
だからこそ、シンプルで直感的に操作できるサーバー会社を選ぶのが理想です。
4年目ブロガーおすすめのレンタルサーバー 5選
それでは、4年目ブロガーがおすすめするレンタルサーバー5社をご紹介します。
WordPressブログを始めるなら、基本的にどれを選んでも失敗はありません。
それでは見ていきましょう。
全てをかね備えたNo.1サーバー『ConoHa WING』
【画像:ConoHa WING】
総合評価 | |
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費用(コスパ) | |
表示速度 | |
サポート | |
安心感 | |
コントロールパネル の使いやすさ |
WordPressブログを始めるならConoHa WINGを利用しておけば間違いありません。
2022年8月現在、表示速度No.1、そしてサービス内容も最高水準のレンタルサーバーです。
今回比較した5社のなかで料金が一番高いのですが、サービス内容が充実しているので当然だといえます。
使いやすいコントロールパネルの設計も好印象で、ブログ初心者に選ばれることが多いのも納得です。
他社にくらべて運営歴が少し短め(9年)ですが、有名なGMOが運営しているため安心感も高いといえるでしょう。
国内シェアと長い運営歴で選ぶなら『エックスサーバー』
【画像:エックスサーバー】
総合評価 | |
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費用(コスパ) | |
表示速度 | |
サポート | |
安心感 | |
コントロールパネル の使いやすさ |
エックスサーバーもサーバースペック、サービス内容ともに高水準なのでオススメです。
一時期、大規模なキャンペーンを展開しており国内シェアもNo.1です。
そのため、利用者の多さに安心感を感じる方にはピッタリでしょう。
ただ、コントロールパネルが2つあり初心者には使いにくいという一面があります。
初心者向きのConoHa WINGに比べると使いづらさが目立ちますね。
もっとも、料金に見合っただけのサービスが受けられるので、エックスサーバーは十分にオススメですよ。
料金とサービスのバランスで選ぶなら『ロリポップ』
【画像:ロリポップ】
総合評価 | |
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費用(コスパ) | |
表示速度 | |
サポート | |
安心感 | |
コントロールパネル の使いやすさ |
ロリポップはGMOペパボ株式会社が運営するサーバー会社です。
運営歴も20年以上あるため安心感があります。
料金設定のわりにサービスは悪くないのですが、先に紹介した2社にくらべると劣るところも多いです。
特に注目したいのは、無料独自ドメインが1個しか付与されないところです。(付与条件も厳し目)
通常、独自ドメインの使用は有料(年間1,000~3,000円程度)となっています。
上位2社は2個無料でその分の料金も含まれていると考えると、ロリポップに安さのメリットはあまりありませんね。
アダルトサイトの運営なら『mixhost』
【画像:mixhost】
総合評価 | |
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費用(コスパ) | |
表示速度 | |
サポート | |
安心感 | |
コントロールパネル の使いやすさ |
mixhostは2016年にスタートしたばかりで、5社の中ではもっとも運営歴が短いサーバー会社です。
電話・チャットサポートがないため、初心者にはあまりオススメできません。
料金も高めなので、上位3社で事足りる方がほとんどだと思います。
もっとも、5社のなかで唯一アダルトサイトの運営が可能という大きな魅力があります。
なので、そういったサイトを作りたい方にはmixhostはオススメです。
とにかく安く運営したいなら『さくらのレンタルサーバ』
【画像:さくらのレンタルサーバ】
総合評価 | |
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費用(コスパ) | |
表示速度 | |
サポート | |
安心感 | |
コントロールパネル の使いやすさ |
さくらのレンタルサーバは、1996年から運営されているもっとも古いサーバー会社です。
また、上場企業が運営しているため安心感がありますね。
スタンダードプランだと月換算437円で利用できる安さが魅力です。
もっとも、無料独自ドメインがないなどサービス内容は限定的となっています。
さらに、高速化・安定化のシステムが省かれているため、サーバースペック的にも他社に比べて劣ってしまいます。
そのため、趣味ブログなど収益を目的にしないサイトの運営に向いているサーバーだといえるでしょう。
レンタルサーバー用語集
ここでは、レンタルサーバーに関連した用語の解説をしておきましょう。
レンタルサーバー
レンタルサーバーとは、ブログを開設する際に必要となるサーバーを貸し出してくれるサービスのことです。
ブログを開設するためには、「WordPress」と呼ばれる運営管理システムをサーバーにインストールする必要があります。
そのためサーバーを準備する必要がありますが、サーバー機器はとても高額なので自分で用意できません。
そこで、サーバー会社が提供しているレンタルサーバーを借りて、そこにWordPressをインストールするのです。
メモリ
メモリが大きければ大きいほど、一度に処理できるデータの量が多くなります。
そのため、メモリ数が大きいとたくさんの作業を一度にこなしてもシステムの動作が重くなりにくいといえます。
vCPU
CPUはサーバーの頭脳にあたるもので、その数値は処理速度に大きく関係します。
SSD容量
SSDはデータを保存する記憶装置です。
容量が多いほど画像やサイトデータなどをたくさん保存することができます。
データベース数
データベースは、WEBサイトが機能するために必要な様々なデータを格納しておく場所です。
WordPressをインストールするためにはデータベースが必要となります。
1WordPress(1サイト)=1データベースが基本なので、つくりたいサイトの数だけデータベースが必要になります。
データベース容量
SSD容量とは別に定められたデータベースの容量です。
参考までに、以下のような運営状況で約400MB程度となっています。
- 400の投稿ページ
- 月間30万PV
- 運営歴5年
個人でブログを運営する場合には、あまり気にする必要のない項目です。
転送量
転送量とは、WEBサイトにアクセスされた際に、サイトを表示するために読者の端末に送られるデータ量のことです。
今回取り上げた5社はすべて無制限となっているので、特に気にする必要はありません。
ドメイン数
ドメインとは、簡単にいうとインターネット上の住所のことで、WEBサイトのURLのことを指します。
そして、ドメイン数はサーバーの中にどれだけのドメインを設定できるかということです。
したがって、ドメイン数が無制限の場合、運営できるサイト数も無制限になります。
独自ドメイン
独自ドメインとは、世界に一つだけしかない自分専用のドメイン(URL)のことです。
独自ドメインを取得せずにWEBサイトを開設する場合、サーバー会社から付与されるサブドメインを利用します。
以下は、ConoHa WINGから付与される初期(サブ)ドメインです。
example.conohawing.com
この形のドメインの場合、ConoHA WINGからドメインを借り受けている形となります。
独自ドメインが一軒家を所有しているのに対して、サブドメインはマンションの一室を借りているイメージです。
一般的に、自身のサイトを運営する際には独自ドメインを利用します。
独自SSL
SSLとは、通信を暗号化することで第三者に情報を盗まれたり改ざんされたりすることを防ぐシステムのことです。
そして、独自SSLは独自ドメインに対して設定するSSLのことをいいます。
今回取り上げている5社は、すべて無料で独自SSLが設定可能です。
自動バックアップ
Webサイト、メール、データベースなどのバックアップデータを自動で保存してくれる機能です。
今回紹介している5社すべてで、無料で提供されています。
WAF
「Webアプリケーションファイヤウォール」の略。
様々なサイバー攻撃からサイトを守ってくれるセキュリティシステムのことです。
5社ともに利用できます。
ちなみに、WAFは強力なセキュリティのため、サイト設定時にエラーが発生することも多いです。
利用するサーバー会社によっては初期状態のON/OFFが異なるので、ブログを開設したあとに状態を確認しておきましょう。
まとめ-迷ったら『ConoHa WING』で間違いなし!
今回の記事では、WordPressブログを始めるのに最適なレンタルサーバー5社を徹底比較してみました。
3年のブログ歴から言わせてもらうと、迷ったらConoHA WINGで間違いありません。
良いレンタルサーバーを使いたい思う気持ちは分かりますが、専門用語が多くなかなかとっつきにくい部分も多いです。
サーバー選びなんかで消耗せずにさっさとブログを立ち上げて、1記事でも多く記事を書いていく方がよっぽど有益です。
ConoHA WINGならわずか10分足らずでブログの開設ができるので、サクッと終わらせてしましましょう。
それがブログで収益をあげる一番の最短ルートですよ。
それでは今日はここまで。
また次回もよろしくお願いします。