今回の記事は、
- 副業として始めやすい仕事を探している
- 報酬がすぐに受け取れる副業が知りたい
- 仕事終わりやスキマ時間にできる副業が知りたい
- 本業の会社にバレずにできる副業が知りたい
こういった方のために書きました。
今日は「Uber Eats 」や「出前館」といったサービスでお馴染みの『フードデリバリー配達員』の仕事について、詳しくお伝えします。
フードデリバリー配達員は、忙しい方にピッタリな副業です。
シフトなどがあるわけではなく、専用アプリを立ち上げた時だけ稼働することができるからです。
したがって、“仕事帰りに1時間だけ”“明日は休みだから丸一日頑張ろう”と、自由に働く時間を決められます。
また、報酬は月に数回支払われる場合が多く、すぐにお金が手に入ります。
さらに、契約形態は業務委託契約のため、副業していることを会社に知られたくない方にもピッタリです。
今日は、副業にピッタリのフードデリバリー配達員について詳しく解説しています。
手軽にできる副業をお探しの方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
\『出前館』の配達員の仕事/
フードデリバリー配達員とは
フードデリバリー配達員(配達パートナー)は、注文された料理を注文者のところに配達するだけのシンプルな仕事です。
具体的なサービスといえば「Uber Eats 」や「出前館」が有名ですよね。
最近では、日用品の配達まで手掛けるサービスもあります。
好きな時に働けて服装などにも縛りがない自由な働き方が魅力のフードデリバリー配達員。
ここでは、その仕事の概要についてお伝えします。
フードデリバリー配達員の基本情報
フードデリバリー配達員の基本情報について、一覧表にまとめてみました。
あくまで一般論としてまとめているので、それぞれのサービスで内容が若干異なることがあります。
契約形態 | 業務委託契約 |
報酬体系 | 成果報酬制 |
報酬 (時給換算) |
1,000円前後~ |
報酬の 支払い時期 |
月に数回 |
配達時間 | 7時~25時 |
シフト | なし (アプリのON/OFFで決まる) |
準備物 | ・スマートフォン ・デリバリーバッグ ・配達用の車両 など |
服装 | 基本的に自由 |
採用面接 | なし |
事前研修 | マニュアル、研修動画 |
配達員用 サポート |
あり |
デリバリーサービスの配達員は、基本的に業務委託契約を結んで個人事業主として配達を行います。
ただし、サービスによっては時給制のアルバイト(雇用契約)として働くことも可能です。
この記事では、副業に最適な業務委託での働き方に絞って解説しています。
報酬制度
フードデリバリー配達員は、完全な成果報酬制です。
どのデリバリーサービスも基本となる「基本報酬」が設けられており、1件配達するごとに報酬が上積みされていきます。
さらに、デリバリー需要の多さや天気などに応じて報酬が増額される「インセンティブ報酬」が設けられている場合もあります。
その他、必ず受け取れるものではありませんが、お客さんからチップを受け取ることも可能です。
どのデリバリーサービスでも、報酬制度は基本的に同じような仕組みになっています。
仕事の流れ
フードデリバリー配達員の仕事の流れも、サービス各社で大きな違いはありません。
- 専用アプリをオンラインにする
- 配達依頼を受け取る
- お店に移動し料理を受け取る
- 注文者に料理を届ける
- 配達完了(再度、配達依頼を受け取る)
仕事の流れとしては、とてもシンプルです。
「配達依頼」については、サービスによって個別の依頼が届く場合もあれば、アプリに表示された依頼一覧から自分で選択する場合もあります。
個別に依頼が届く場合でも、拒否することは可能です。
フードデリバリー配達員が副業にピッタリな5つの理由
フードデリバリー配達員は、副業にピッタリな仕事です。
その理由をここで解説します。
いつでも好きな時に好きなだけ働ける
フードデリバリー配達員の仕事は、専用アプリをオンラインにするだけで稼働できます。
一般的なアルバイトのようにシフトを組む必要がないため、働くのも帰宅するのも思いのままです。
週に1時間だけの稼働でも問題ありませんし、土日をまるまる使ってガッツリ稼ぐこともできます。
“午後からの用事がなくなったのでお小遣い稼ぎをしよう”
“友人から飲み会に誘われたので、今日はここまでにしておこう”
と自分のペースで好きなように働くことが可能です。
報酬の支払いが早い
フードデリバリー配達員の仕事では、報酬の支払いが週払いや隔週払いとなっています。
副業を始めようと考えている方は、お金に困っている方も多いはずです。
したがって、そういった方の強い味方になってくれるといえるでしょう。
仕事を始めるまでに時間がかからない
フードデリバリー配達員の仕事では、採用面接のような形式張った仕組みがありません。
WEB上で必要書類などを提出し、審査を受ければ登録が完了します。
なかには登録申請から3日程度で稼働できるサービスもあります。
早く稼ぎたいという方にはピッタリだといえるでしょう。
人に会うことが少ない
フードデリバリー配達員の仕事では、人と密に会うことがありません。
しっかり顔を合わせるといえば飲食店のスタッフと注文者くらいですが、それでも一瞬です。
したがって、人間関係で気をもむようなことがなく、気楽に働くことができます。
また、会社の人に会う可能性も低いので、副業バレがきになる方にもピッタリです。
住民税からの副業バレを防げる
副業が会社にバレる原因の一つに、住民税の徴収方法があります。
雇用契約でするアルバイトでは、副業分の住民税が本業の会社に一括で請求(特別徴収)されます。
そうすると、会社が把握している金額と異なることから、副業がバレてしまうのです。
一方、フードデリバリー配達員のように業務委託契約でする副業は、事業所得として申告できます。
事業所得の場合、副業分の住民税を自分で納付(普通徴収)するように変更できるため、会社に副業を知られずに済むのです。
こういったことから、フードデリバリー配達員の仕事は、副業バレを気にする方にもピッタリだといえます。
登録前にチェック!フードデリバリー配達員をするデメリット
副業にピッタリなフードデリバリー配達員の仕事ですが、実はデメリットもあります。
仕事を始める前に、しっかり確認しておきましょう。
ある程度の体力が必要
フードデリバリー配達員の仕事は、どうしてもある程度の体力が必要です。
自転車での配達は特にそうですし、階段の上り下りもあります。
また、真夏や真冬、天気が悪い日には、より体力を消耗してしまいます。
体力が必要な仕事だということは、覚悟して臨みましょう。
もっとも、フードデリバリー配達員の仕事は、自由な働き方ができるのが大きな特徴です。
“天気が悪い日は稼働しない”、“疲れない程度の感覚で配達をする”など、自分で働き方を調整できます。
したがって、体力に自信のない方でも安心して働けます。
初期投資が必要
フードデリバリー配達員の仕事は、仕事で使うものを自分で用意する必要があります。
最低限必要なものは以下の3点です。
- スマートフォン
- デリバリーバッグ
- 配達車両(レンタルもOK)
デリバリーバッグは、各サービスによってレンタルの場合もあれば、購入が必要な場合もあります。
配達車両も自前のものはもちろん、レンタルすることも可能です。
例えば、Uber Eats の配達でシェアサイクルを借りるなら、4,000円/月~利用できます。
その他、配達の便利アイテムなどを揃えると、さらにコストがかかります。
確定申告が必要になる
副業をはじめると、自分で確定申告を行う必要があります。
そのため、手間がかかることが嫌だという方からすると、これはデメリットになるでしょう。
もっとも、フードデリバリー配達員の副業で確定申告する際には、デメリットだけではありません。
フードデリバリー配達員は、業務委託で働くため事業所得として申告を行います。
事業所得の場合、経費精算や青色申告特別控除などを利用することが可能です。
そうすると、大きな節税効果が期待できるため、人によっては大きなメリットになります。
フードデリバリー配達員を始めるのに必要なもの
フードデリバリー配達員を始めるためには、自分で揃える必要のあるものがあります。
ここでまとめておきます。
必ず必要なもの
最低限必要とされているものは、以下の3点です。
- スマートフォン
- デリバリーバッグ
- 配達車両
スマートフォン
専用アプリをインストールして利用するため、スマートフォンが必要です。
スマホのナビも利用して配達するため、バッテリー容量の大きいものがオススメです。
これは、出前館のように配達依頼を早押しで取る仕組みを採用しているサービスがあるからだね。
よっぽど古いものでない限り、いま使用しているスマホで問題ありません。
デリバリーバッグ
デリバリーバッグは、レンタルの場合と自前で用意する場合の2つがあります。
レンタルの場合、預り金を納める必要がありますが、返却時(仕事を辞める時)に返金してもらうことが可能です。
自前で準備する場合は、4,000円~10,000円で購入できます。
サービスのロゴが入っている必要はなく、汎用品も利用できます。
また、他社のロゴが入っているものでも使用が認められている場合もあります。
配達車両
デリバリーサービスの配達員を行うためには、配達車両が必要とされている場合が多いです。
利用できる配達車両は以下のとおりです。
- 自転車
- バイク(125cc以下)
- バイク(125cc以上)/自動車(軽貨物のみ)
自転車やバイクはレンタルのものでも構いません。
4,000円/月~借りられるよ!
注意したいのは「バイク(125cc以上)/自動車(軽貨物のみ)」の場合です。
この場合、事業用登録が必要となっており、登録をせずに配達を行うと処罰の対象となります。
準備しておくと良いもの
先ほどご紹介したもの以外にも、準備しておくと良いものがあります。
- スマホホルダー
- モバイルバッテリー
- ヘルメット
- 損害・傷害保険
- 緩衝材
- 敷き紙 など
スマホでのナビ利用が多くなるので、ホルダーとモバイルバッテリーを準備しておくと便利です。
緩衝材は、商品の数が少ない場合に、バッグの中で動かないよう固定するために使います。
また、敷き紙は置き配をする際に、料理が地面に付かないようにシート代わりに利用します。
ここで紹介しているのは、あったら良いものや家にありそうなものが多いですね。
必ず購入しないといけないものは少ないでしょう。
自分で加入する前に確認してみよう!
フードデリバリー配達員の評判・口コミ
フードデリバリー配達員をされている方の評判・口コミを集めてみました。
いろいろなサービスの中からピックアップしているので、一部のデリバリーサービスに限定された内容もあります。
あくまで参考程度にご覧ください。
良い評判・口コミ
良くない評判・口コミ
【配達員登録】オススメのフードデリバリーサービス
それでは最後に、副業するために登録しておきたいオススメのフードデリバリーサービスをご紹介します。
なお、どのサービスも兼業が可能です。
ですので、手続きが手間でなければ全てのサービスに登録しておきましょう。
インセンティブの関係で、日によって報酬額が変動するのがこの仕事の特徴です。
複数のサービスに登録しておくと、良いとこ取りができますよ。
Uber Eats
Uber Eats は、フードデリバリーサービスの中でも特に知名度が高いサービスです。
都市部の多くでサービスが展開されており、注文数自体も多く配達依頼が豊富です。
配達パートナーの補償(保険)制度やシェアサイクルの専用プランもあり、初期投資は他のサービスほどかかりません。
一方、地方では利用できない場合もまだまだ多く、比較的大きな都市に住んでいる方にオススメです。
出前館
出前館は、フードデリバリーサービスの先駆けで、Uber Eats よりも前からサービスが展開されています。
都市部以外でも利用できることが多いため、Uber Eats に比べて田舎に住んでいる方でも働ける機会が多いです。
また、基本報酬が高めに設定されており、インセンティブも好条件での設定が多いため、稼ぎやすくなっています。
一方、配達依頼はアプリに表示された案件を早押しで獲得するシステムのため、少しコツが必要です。
配達員の多い地域では、慣れるまで依頼が取れないこともあり、稼ぎづらいと感じる場合もあります。
それから出前館の配達をすると、ガンガン稼げるよ!
それぞれのサービスは兼業できるし、必要なものも一緒だから効率的に仕事しよう!
まとめ
今日は、フードデリバリーサービスの配達員の仕事を紹介しました。
フードデリバリー配達員は、副業にピッタリな仕事だといえます。
アプリをオンラインにするだけで稼働できるため、本業やプライベートの合間をぬって副業することが可能です。
また、報酬の支払いも月に数回あるため、すぐにお金が必要だという方にも最適でといえます。
登録だけ済ませてしまえば、稼働するのも辞めるのも自由です。
興味があるなら、まずはやってみましょう。
それでは今日はここまで。
また次回もよろしくお願いします。